グループもみじ理事長 田中ゆかりより このページをご覧いただいた皆様へ

誰もがあたりまえに自分らしく生き、最期を迎えられる社会を実現したいとの思いから、前理事長田中正廣により、平成12年に長野県で初めての宅老所「みんなのあもり」を開設して以来、本法人は25年にわたり、「ひとりの人を大切にするまごころ介護」「ひとりの人の可能性を信じるまごころ介護」を理念とし、その人がその人らしく人生を生き切り、その人らしい最期を輝いて迎えていただけるような支援を実践してまいりました。
介護の仕事に懸命になるほど、“何かをしてあげたい”という気持ちが強くなります。しかし、本来の介護とは、“してあげる・みてあげる”のではなくその方が真に望んでいるように、その方の暮らしを支えていくことなのです。また、認知症のお年寄りのご家族も、悲しく辛い思いをし、苦労し疲れ切っています。認知症の方ばかりでなく、ご家族も含めて支えていくことも私たちの役割です。
認知症のお年寄りは、家族の生活感覚とずれを生じて混乱してしまい、常に不安に囚われています。そこで、まずは私たちがその方の心に寄り添い「家族ごっこ」を実践しました。私たちとのよい人間関係ができれば、お年寄りは不安から解放され安心し行動も安定してきます。そして家族にもお年寄りと接するいくつかの心がけなどをお伝えし少しずつ家族とお年寄りの関係を取り戻していっていただく。こうして、認知症の方であっても当たり前に自分らしく生きられるようお手伝いをしていくのです。
私たちは、お年寄りの残りの人生の伴走者です。お年寄りの長年の人生に敬意をはらい、真心をもって寄り添い「いい人生だった。しあわせだった」と振り返っていただけるよう一緒に歩んでいくのです。お年寄りから信頼され「あなたがいてくれて安心だ。あなたと出会えてよかった」といってもらえる人に出会えたら、それは私たち自身の人生の財産になります。お年寄りの人生を輝かせることは、自分の人生をも輝かせることなのです。
宅老所・小規模多機能型居宅介護を通じてぬくもりと命の輝きがあふれるものがたりを私たちと一緒に紡いでいきましょう。
グループもみじの理念
ひとりの人を大切にしたまごころ介護
ひとりの人の可能性を信じるまごころ介護
私たちは、認知症の人がどうすれば地域とのつながりを切ることなく暮らし続け、自宅で最期を迎えることができるかを考えてきました。「ひとりの人を大切にするまごころ介護」「ひとりの人の可能性を信じるまごころ介護」を理念とし、その人がその人らしく人生を生き切り、その人らしい最期を輝いて迎えていただけるような支援を実践してきています。
そのため、”してあげる・みてあげる”のではなく、お年寄りに敬意をはらい、お年寄りの心に寄り添いつづけることを何よりも大切にしています。
法人概要
法人名 | 特定非営利活動法人 グループもみじ |
設立 | 2000年7月 |
代表者 | 理事長 田中ゆかり |
所在地 | 〒380-0941 長野市安茂里葭ヶ淵1861 TEL・FAX 026-227-4425・026-217-7764 |
事業所所在地 | ・宅老所みんなのあもり(小規模多機能型居宅介護) 〒380-0941 長野市安茂里葭ヶ渕1861 TEL・FAX 026-226-0903 ・宅老所さくら(介護予防認知症対応型通所介護) 〒380-0043 長野市吉田5-13-7 TEL・FAX 026-244-7104 ・小規模多機能ホーム夕やけ小やけ(小規模多機能ケアホーム) 〒390-0825 松本市並柳一丁目3-18 TEL・FAX 0263-87-2760 |
事業内容 | 認知症高齢者を対象とした小規模多機能型居宅介護及び認知症対応型通所介護の運営により、 出会いから終末までのケアを行っています |
法人沿革
2000年7月 | 「特定非営利活動法人グループもみじ」設立 |
2000年11月 | 認知症対応型通所介護事業 「宅老所 みんなのあもり」を開所(長野市安茂里) |
2002年11月 | 認知症対応型通所介護事業 「宅老所 さくら」を開所(長野市吉田) |
2006年3月 | 認知症対応型通所介護事業 「宅幼老所 夢いちもんめ」を開所(松本市内田) |
2006年10月 | 「宅老所みんなのあもり」地域密着型サービスの小規模多機能型居宅介護事業に移行 |
2009年5月 | 居宅介護支援事業所 「青もみじ」を開所 (2017年1月まで) |
2011年12月 | 小規模多機能型居宅介護事業 小規模ケアホーム「夕やけ小やけ」を開所(松本市並柳) |
2013年7月 | 「宅幼老所 夢いちもんめ」移転オープン(松本市庄内) |
2020年4月 | 「宅幼老所 夢いちもんめ」を閉所 |