Monthly Archives: 2019年7月

七夕に願いを込めて 夕やけ小やけ

7月7日に夕やけ小やけでは七夕まつりを行いました。七夕は、さかのぼれば江戸時代から民間の季節行事として広まり、いつしか「願いがかないますように」と笹の葉に願いを書いた短冊を飾ることが一般的になったようです。
こんな古くからのよき慣習を、夕やけ小やけのお年寄りは、皆さん子どもの頃から幾度となく願いをかけてきたことでしょう。年をとっても七夕は心の中にしっかり宿り、日々が七夕のように願いを持ちつつ有為に過ごしておられます。

(松本七夕人形)
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今日はそんな願いを短冊に書きとめ、若いスタッフとともにお年寄りの豊かなオーラに包まれながら、お昼を共に温かな時を過ごしました。

「天の川を渡します」    「私の願いです」
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「そうめん、野菜かき揚げ、天の川ゼリー」
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みんなのあもりの「感動!」

令和に入って早2ヶ月が経ちました。
「令和」とは、うるわしく平和に生きるという意味があるそうです。
その考案者と言われている中西氏は、「感動」は優れた音楽を聴いたり素晴らしい芸術作品に出合わなくても、ごくありふれた日常生活の中でもいくらでも感受できるものだと述べられています。
グループもみじのそれぞれの事業所でも、そんな日々の暮らしの中の「感動」を感じています。

今回はみんなのあもりのお出かけの時の様子を紹介します。

6月11日(火)
長野県中野市の中野一本木公園のバラ園へ到着。駐車場からすぐの場所にバラのアーチがあり、スミ子さん、キミ子さんも「きれいだね」「風の向きかな?いい香り!」と最初から感激されている様子でした。

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一本木通公園内を散策後、昼食にしようということになり、
園内にある売店で“つけ焼きそば゛という地元のB級グルメを
いただきました。中野産のきのこたっぷりで、後から自分で
ソースをつける焼きそばという感じでしょうか。食後は毎年
楽しみにしている゛バラソフト゛もいただきましたが、
「私はいいよ」とおしゃっていたスミ子さん、だれよりも早く完食です!

6月13日(木)
「お出かけするよ」と声をかけると「私行っていいんかい?」と喜ばれていた。 公園に到着すると、バラの香りに包まれる。タマ子さんは近くにあったバラを手に取り「わぁ~キレイ。これいい香りするヨ」とスタッフと一緒にバラの色や香りを楽しまれていました。ヤス子さん、到着時は疲れたのかちょっと不機嫌でしたが、公園を散歩するうちに気にいった花を触るなどして、写真を撮る時には満面の笑顔を見せて下さった。バラ園から飯山まで、「白浜波に~」と歌い続け、帰り道ではヤス子さんの方から「今日はよかった。ありがとうございました。」声をかけていただきました。気持ちが良くも悪くも高ぶることなく穏やかに歌って過ごされていたのが印象的でした。

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25日(火)
ひさよさんの懐かしいふる里巡り
ひさよさんゆかりの長野県松川村、小川村へ出かけました。
「松川村へ行きましょう!」と声をかけるとひさよさんは積極的に動いてくれました。車での道中、助手席から周囲の景色をキョロキョロと興味深そうでしたが、移動しながらの説明は聞き取りにくかった様子で、ゆっくりと時間をかけてその場に身を置くと、もっと楽しめたのではないかと反省しました。大和田神社では境内を散歩し手を合わせてお参りしました。境内の雰囲気をゆっくり味わったり、お参りすることが楽しい様子で、生家の近くの小川村に入り地名を伝えると、いつになく反応が見られます。言葉が少なくなっているひさよさんにとって、なじみの地名やかつて住んだ土地に関わることは意味があると考えます。

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キヨノさんは「松川村は行ったことはない、初めて」
「松川って“松”に“川”?」と地名を何度も確認されていました 。

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