このごろ思う事

こんにちは。ご好評いただいております、宅老所さくらの連載「このごろ思う事」、今回は野村さまご家族から投稿をいただきました。ありがとうございます。早速ご覧ください。

妻は長年のストレスからか物忘れが多くなり、認知症の症状が現われてきました。要介護1の認定を受け、ケアマネージャーさんから「さくら」を紹介され、お世話になり早19ヶ月過ぎました。現在はスタッフの皆さんの優しく行き届いた対応のお陰で、妻も落ち着き、気分良く過ごしています。家庭では妻が自分の思うように過ごせないのか、夕方になるとたそがれ症候群に襲われ、家に帰りたい等と言い私を困らせます。時々妻は自分がどこに居るのか、誰と一緒に居るのかわからないこともあります。家庭では、私が聞き上手になり、妻に対して焦らず、逆らわず、のんびりとすごす環境にするよう努力しています。私も多少前向きになり、妻が何かに興味を持ってほしいと願っています。休日には気晴らしに買物、町内のお茶会、童謡の会、お宮でラジオ体操などへ出掛け外部との繋がりを持つようにしています。家庭で今日の出来事などを尋ねると、忘れていることが多いですが、現在の状態は症状が安定しているので現状維持で過ごせたらと思っています。

さくらのスタッフより
美男美女の若々しいご夫婦で、お子様が独立されてからは、ご夫婦水入らずの生活を満喫されてきました。奥様に認知症の症状が現れてからもお二人の生活は変わらず奥様の心に寄り添った介護をされています。