宅老所さくらのご家族から

もうすぐ百歳を迎えるおばあちゃんをずっと支え続けている、宅老所さくらのご家族、ゆかりさんの「この頃思う事」を紹介します。

今、目の前にいる人は、もうじき百歳になる。神社の境内なら、樹齢百年のご神木、といったところだろうか。人間だからご神人、もしかすると、もう神様の領域に入っているのかもしれない。
 しかしこの神様、人の悪口は言うし、好き嫌いは激しいし、とても神様とは思えない。止めるものが何も無いらしく、心に浮んだ事は思い切りしゃべる。私が世間体を気にして口に出せない事も、いとも簡単に話してくれる。よくぞ言ってくれたと、実はとても小気味よい。
 たまに、その矛先が私に向う時がある。その時は、降参降参。神様の気が落ち着くまで、歌でも唄って待つしかない。しかしそこはさすが人間離れ、怒っていた事はすぐに忘れ、いつの間にか上機嫌になっている。
 いつまでも一緒に居て欲しい、我が家の守り神である。