7月7日(土)~8日(日)東日本大震災支援室の支援活動として、理事長 田中正廣と職員3人で宮城県の仙台市で行われた宮城フォーラムに参加し、翌日に女川町・松島・塩釜市へ行ってきました。
災害福祉ネットワーク代表(サンダーバード)のお話しを聞き、震災が起こった際に救助活動の中心になったのは「家族」・「近所の人」が83%・公的防災機関が2.4%と調査結果が出ており、普段から家族・地域とのつながりが必要な事なのかを感じさせられました。
現在も被災地では多くの方々が仮設住宅で生活をよぎなくされており、少しでも早く震災前の生活に戻すために、大切な生活意欲の高まりと・健康状態の維持を目的とした「サポートセンター」を、現地で被災された方とこれを支える方々の手で設置され、24時間365日の医療・福祉・行政の連携によるケア体制と活動が進められていて、このような活動の必要性を強く感じました。
移動式指令センター(サンダーバード号)
支援者は災害前から被災地域に迷惑をかけない自己完結できる体制づくりを整え、災害時には現地にいち早く行き、その事により被災された方の心の支え安心感にもつながり、現場の現状を把握してニーズに合った支援を行います。
震災から1年以上たった現在の女川町は、瓦礫は一か所に集められ辺りにはなにもなく、残された瓦礫の処理は進んでいないようです。