花づくし  夕やけ小やけ

藤棚を眺めるお年寄り

「藤の花が見頃を迎えた」と聞き、徳運寺にお出掛けしました。
紫、ピンク、白の3色の花に、皆さんうっとり。

「藤浪(ふぢなみ)の 花は盛りに なりにけり
平城(なら)の都を 思ほすや君」(大伴四綱)

藤には「恋に酔う」という花言葉があります。
恋に夢中だったあの頃を思い出されたかもしれませんね。

スコップを手に花壇を作る

また六月の某日、夕やけ小やけでは、庭に「夕やけファーム第一弾」を作りました。
「黄色の花を前に植えよう!」などお年寄りの皆さんも意見を出し合い、個性を生かした花壇づくりとなりました。
途中ご近所の方が見に来て下さり、
「私とお花、どっちがキレイ?」
「どちらもキレイですよ。」
こんなやりとりがありました。
色とりどりのお花のように、お年寄りひとりひとりの個性が生きる、夕やけ小やけでいたいと思いました。

近所の男性と語らう